周辺の神社・寺院

滋賀県は、京都・奈良に近く位置し、古来より交通の要衝として発展してきた。
ここ、旧中主町は古く弥生期には『豊積の荘』と称せられた一大農村地帯が形成されていたと言われている。
お隣の旧野洲町は『三上郷』といわれていた。
栗東の狛坂金勝寺より三上、兵主豊積郷へ連なる古代文化圏も指摘されている。
そのため神社・仏閣の数も多く、この周辺にも有名な場所がある。

 兵 主 大 社

養老元年(717)に創建され、源頼朝、足利尊氏など天下人の崇拝を受けた県下有数の古社である。木々の濃い緑の中、境内には足利尊氏が寄進したという朱塗りの楼門が映え、旧中主町のシンボルとなっている。その他、美術工芸品など数々の社宝を有し、「近江の苔寺」と称せられ国の名勝に指定されている庭園もみごとである。また、毎年5月5日の子どもの日に行われる兵主まつりには、兵主(ひょうず)郷各地の神社から大小30基以上の神輿(みこし)や太鼓が集まり、クライマックスには渡御(とぎょ)が行われる華麗な祭りである。

 本山 錦 織 寺

 真宗十派の一つ、浄土真宗木辺派総本山。平安時代初め、慈覚大師円仁が夢のお告げにより、比叡山に祀られてしいた自作の毘沙門天像を安置して、一堂を造立したのが開基とされている。後に、親鸞聖人が阿弥陀像を安置して再興した時、天女が下り、蓮の糸で織った錦を献上したところから錦織寺の寺名が付けられたといわれる。

 御 上 神 社

 近江富士「三上山」を神体山とし、祭神は天御影命。本殿は国宝で鎌倉時代の建築物。楼門と拝殿は国の重要文化財に指定されている。毎年、10月に行われる「ずいき祭り」は有名。